「いつから出社できますか?」と面接で質問された時の回答例と回答ポイント

面接を受ける会社員


「いつから入社できますか?」

このような入社可能時期を確認する質問は面接中でもよくされるものです。

離職中ですぐに入社できる場合はどれぐらい猶予を設けて入社可能時期を伝えればいいのか。

在職中の場合はどのように答えるのがベストなのか。

この点について解説します。

目次

離職中の場合

離職中


会社を既に退職しており、自身のスケジュール的には明日からでも働けるという場合もあるでしょう。

しかし、本当に明日から働ける場合でも「明日から勤務できます」と答えるべきではありません。

企業側にも新しい人材を受け入れる準備があります。

それを差し置いて「明日から!」と言ってしまっては、「相手の都合を全く考えない人だ」という印象を与えるでしょう。

ベストな回答例としては

「既に退職しておりますので、基本的にはいつでも大丈夫ですが、御社の方で準備もあるかと存じますので、10日後はいかかでしょうか?」

といったようになります。

あくまで企業に判断を委ね、相手の都合に配慮した回答をしましょう。

在職中の場合

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在職中である場合、仕事の引き継ぎなどで最低1ヶ月はかかるでしょう。

そのことは採用側も理解しています。

在職中であることをあらかじめ伝えてあるのであれば、ある程度の猶予は設けてくれます。

「すぐに退職します」はNG

在職中であるにも関わらず「御社に採用されたらすぐに退職します!」と答えるのはNGです。

「仕事を途中で放り出すような人間だ」と思われ、印象が落ちます。

在職中であることを伝えておらず、退職できる時期の見通しが立たない場合でも

「業務の引き継ぎをするのは1ヶ月あればできるかと思います。少しお時間をいただけますでしょうか。」

といったように回答するようにしましょう。

時間がかかる場合は具体的な理由も伝える

採用側としては、内定から入社までの猶予期間は、普通1~2ヶ月程度です。

しかし今の会社の業務が完了するまで退職できない、あるいは引き継ぎや残務整理に時間がかかってしまう場合もあるでしょう。

このように退職までに時間がかかってしまう場合でも、入社できるのがいつ頃になるのかを正直に話し、それでも大丈夫か、採用側におうかがいを立てるようにしましょう。

例えば

「現在携わっているプロジェクトの関係で、御社に入社できるのは2ヶ月先になりそうなのですがよろしいでしょうか?」

上記のようにできる限り具体的な時期を相手に示すのが、相手に対するせめてもの誠意です。

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