面接官はどんな判断ミスをするのか? 判断ミスを有利に活用する方法とともに解説

判断みすをする

面接では、「○○のスキルがあれば採用」「○○の経験があれば採用」という具体的な採用基準はなく、単純に面接官が「一緒に働きたい」「会社に貢献してくれそうだ」「能力が高そうだ」と判断した応募者が採用されます。

印象に頼った評価をしているので、当然、誤った判断をすることがあります。

つまり、どれだけ能力があっても不採用になることがあるのです。逆に言えば、能力がなくても採用される可能性あることになります。

ここでは、面接担当者がどのような判断ミスをするのか、その具体的な例と、この判断ミスを逆手にとって、面接を有利に進める方法を紹介します。

目次

1:第一印象、イメージだけで評価してしまう

採用される本当の理由


例えば「有名高校出身だから優秀」「声が大きいから積極性がある」など、実際には何も関係がないのに、見た目や印象、通説や一般論によるイメージに影響されて、応募者を評価してしまう場合があります。

面接で第一印象が大切と言われるのは、そのためです。

その他、質問への回答が遅いだけで、「業務速度も遅そうだ」と判断される場合もあります。

そのため、立派な自己PRや志望動機を語っても、印象が悪ければ不採用になる可能性があるのです。

逆に、第一印象さえ良ければ、アピールが不十分でも、採用される可能性があることになります。

第一印象が決まるのは、会って3~5秒、1分など、様々な説がありますが、いずれにせよ最初の挨拶はハキハキと元気よくすることを心掛けましょう。

第一印象を良くするために気を付けたいこと

  • 清潔感のある身なりで面接に臨む(髪型、スーツのしわ、汚れなどに注意する)
  • 挨拶はハキハキと元気よく言う
  • 基本的なビジネスマナーを守る
  • 話す時、話を聞く時の態度や癖に注意する(貧乏ゆすり、猫背、肘をついて話す、「うん」と言う)

第一印象が悪くて得することはありませんので、第一印象だけには細心の注意を払いましょう。

2:直前の応募者との対比評価してしまう

転職面接


客観的な基準ではなく、直前の応募者と比べたり、自分の個人的な志向相性で、応募者を判断したりしてしまうケースです。

例えば、直前に面接した応募者が元気な人であり、次に面接した応募者が落ち着いた人だと、「元気がない」と評価してしまう場合が対比評価です。

面接で良い雰囲気を作れるように意識する

対比評価を利用して、自分の評価を良くするには、場の雰囲気づくりを意識することが大切です。

そのためには、面接官の話にしっかりと耳を傾ける、場の雰囲気を読み取って応答することを心掛けましょう。

3:「話が合う」が理由で甘い評価をしてしまう

面接での話し方


尊敬する人が同じ、話が合う、というだけで甘い評価してしまうといったケースです。

一次面接では、面接官が個人的に面白いと思ったから採用という話が良くあります。

これも具体的な評価基準がないために、発生してしまう面接官の評価ミスです。

面接で良い雰囲気を作れるように意識する

こちらの先に紹介した、場の雰囲気づくりを意識することが大切です。

例えば、面接官が冗談を言っているのに、真顔で「そうですね」と切り返したのでは、印象が良くありません。

とにかく良い雰囲気を作れるように心掛けて、面接官に「話が合いそうな人」「愛想の良い人」という印象を持たせましょう。

4:極端評価、平均評価をしてしまう

企業が求めているもの


応募者から特別な印象を受けない場合、「普通」と評価するのが平均評価です。

また、少しでも良いと思うと、「最上位」の評価をしたり、目立った欠点があると「問題あり」と評価をしたりしてしまうのが、極端評価です。

面接官が採用するのは、「最上位」の人だけです。

つまり、いかに面接官の印象に残るかが重要になるのです。

話は結論から

自己PRや志望動機などは結論から簡潔に話しましょう。

結論から話せば、相手の印象に残りやすくなります。また話が長くなりすぎると、面接官は聞くことを拒否しますので、簡潔まとめて話すように意識しましょう。

欠点がある場合は、必ずフォロートークをする

応募に必要な資格がない、職種経験がないなど、面接で明らかにマイナスとなる要素がある場合は、それをフォローするトークを絶対にしましょう。

例えば、応募に必要に資格がないのであれば、「現在勉強中です。入社までに必ず取得します」といったように説明します。経験がない場合も同様に、経験がなくても大丈夫だと思ってもらえるようなフォロートークをしましょう。

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