「クビになった・リストラされた・会社が倒産した」などの事情は転職で不利になるのか? 転職における注意点も併せて解説

リストラ


企業の不祥事による倒産・縮小、事業の統廃合や業績不振による倒産・縮小、海外企業による買収などが原因で

「前の会社をクビになった」
「リストラされた」
「会社が倒産した」

という事情がある場合、転職で不利になることはあるのでしょうか?

転職活動を成功させるためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか? これらの疑問について、説します。

目次

リストラの場合

リストラは転職で不利になることはない

「リストラになった」が転職理由の場合、企業はそれほど気にしないので、転職で不利になることはありません。

会社でリストラが行われるのは会社が傾いているからであり、全責任が自分にあるわけではないからです。

面接ではリストラになった理由を正直に話しましょう。

その上でどんな仕事をしていたのか、どんなキャリアを形成してきたのか、といったように面接では普通のことを話せれば問題ありません。

転職理由・退職理由は正直に伝えて問題なし

面接で必ず聞かれるのが転職理由・退職理由です。

ここで「リストラされたので……」と正直に答えたら「使えない人」「能力が低い人」などと判断されるのではないかと思ってしまいますが、基本的に正直に回答して問題ありません。

最近では、会社の業績不振や合併、事業売却などが当たり前にようにあり、年齢や能力、実力などに関係なくリストラを受けることがあるからです。

それでも心配という場合には、どれぐらいの年齢、勤続年数の人が対象になったリストラなのかも伝えるといいでしょう。

転職活動では、会社の悪口を言わない

リストラの場合は正直に答えても問題ありませんが、会社の悪口、不平不満を漏らしてはいけません。

「会社のここが悪い」「上司が悪い」「会社に尽くしてきたのに裏切られた」など他者に責任を押し付けるような発言はかなり印象が悪いです。

「採用したらうちも悪く言われるだろう」と判断されてしまいます。

リストラに関してはその事実を伝えるだけにしておき、その上で転職に対する前向きな気持ちを伝えておきましょう。

「リストラになってしまいましたが、自分の仕事を見つめ直すいい機会だと捉えて転職したいと思いっています」といったように回答すれば、ポジティブな雰囲気で終わることができます。

会社が倒産した場合

転職活動で悩む

倒産は転職で不利になる場合も

リストラされた場合とは違って、倒産した企業にいた人は敬遠される場合があります。

その人が原因で会社が倒産したわけではないのですが、「倒産した会社にいた人」に対して、縁起が悪いとネガティブなイメージを持つ人がいるのです。

もちろんすべての企業がそうであるというわけではなく、比較的若い企業であれば、そのような下らない縁起などというものは、まったく気にしないでしょう。

ネガティブな印象を与えないようする

大切なのはネガティブな印象を持たれても、その印象を払拭するぐらい前向きに、自信を持って面接に臨むことです。

倒産した企業にいたというだけでもマイナスなのに、自信がなさそうな様子であれば、その人と働きたいと思うはずがありません。

会社が倒産した瞬間にいたということは、他の人にはない貴重な経験を持っているということでもあります。

その経験をアピールの材料に使うことはいくらでもできます。

また「自分の仕事を見つめ直すいい機会だと捉えて転職したいと思いっています」といったように、前向きな印象を与えるようにしましょう。

会社の悪口を言わないように注意する

前述したことではありますが、会社の悪口を言うのはNGです。

会社のせいで俺の人生は台無しだ、などと自分の感情をぶちまけないようにしましょう。

不正、勤務態度の問題でクビになった場合

クビになる

クビの場合は転職で不利になる可能性も

「会社のお金を横領してクビになった」
「勤務態度が悪くてクビになった」
「不正を働いてクビになった」

このようにクビになった理由が、100%自己責任である場合、それを正直に答えると不利になります。

「また同じことをするのではないか?」と疑われてしまうからです。

その他、「上司の指示に従って不正をしたら、それがバレてクビになった」に関しても同様に、正直に語るべきではありません。

従順であることはアピールできますが、やはり会社としては不正を働く人は避けたいものです。

というより「そんな仕事は断れ!」「NOと言え」などと返されるでしょう。

退職理由は別の理由を語る

クビになった理由を正直に語ると、かなりネガティブな印象を与えることになるので、他の退職理由を語るべきです。

たとえば「他の仕事に挑戦したかった」「給料が低かった」など当たり障りのない退職理由の方が無難でしょう。

転職エージェントを利用して的確なアドバイスをもらう

転職エージェントと面談する


クビ、リストラ、倒産などの特殊なケースの場合、

「退職理由を正直に伝えて大丈夫なのか?」
「履歴書・職務経歴書にはどうやって作成すればいいのか?」

など様々な疑問があると思います。

これらの疑問を解決し、効率的かつ確実に転職をするなら「リクルートエージェント」や「パソナキャリア」のような転職エージェントを利用するべきです。

転職エージェントを利用するべき理由

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これらは自力で転職活動をしたのでは、絶対に得られないものです。

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転職活動をしている方も、これから転職活動をする方も、転職エージェントは今すぐに登録するようにしましょう。

後回しにすると登録が面倒になってしまい、それが原因で転職活動そのものが長引いてしまう場合も。

転職エージェントは転職サイトと掛け持ちすることも可能です。また他のルートで転職先が決まったとしてもとがめられることはありません。

アドバイスをもらうためだけに利用してもいいのです。

転職活動を効率的かつ確実に進めるなら、今すぐに転職エージェントに登録しましょう。

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