新卒で入った企業を半年で退職して感じた3つの後悔


私は新卒で入社した会社を半年で退職しました。

会社を半年で退職してどんな後悔があったのか?

ここでは最もおおきなものを3つ紹介します。

会社を辞めるかどうか悩んでいる方の、その決断に何かしら参考になればと思います。

目次

研修・オリエンテーション・雑用しか経験しないまま辞めてしまった

仕事を辞める

ある程度の大きな会社であれば、新卒は入社した最初の数か月は、研修です。

私の会社も同様に、最初に3か月程度は研修でした。

最初の1か月は、ビジネスマナーと業界、仕事の基礎知識を座学で学びました。

その後は会議室や社長室を掃除したり、観葉植物の世話をしたり、社長や上司や幹部社員と座談会をしたり、会社見学をしたりと業務とは言えないようなことをしました。

業務と言えるようなことを任されるようになったのは、入社して4か月目ぐらいからです。

業務といってもミスしてもまったく問題ないようなとても些細な仕事、つまり雑用です。

そんな雑用を続ける毎日でした。

私が会社に在籍していたのは、4月~9月の約半年です。

その間、経験したのは研修、オリエンテーション、雑用のみ。

仕事という仕事は何も経験しないまま辞めてしまったわけです。

身につけたスキル、経験はゼロ

会社に所属していたのに、業務経験ゼロ、スキルゼロで辞めたのです。

そのため転職の際、職務経歴書で苦労しました。

経験した業務、実績、スキルが皆無なのに職務経歴を書かなければいけなかったので。

研修レベルのビジネスマナーしか身につかなかった

転職活動で悩む

会社に所属していたとき、ビジネスマナーの研修は受けました。

だからビジネスマナーは身についたのかといえば、まったくそんなことはありません。

電話対応、名刺交換、メールのやり取り、言葉遣いや挨拶などは全部座学で得ただけの知識だけです。

実際に社外の人と接した経験はゼロ。

囲碁部に所属し、囲碁のルールは学んだけど、実際に囲碁をしたことがない、そんな状態です。

そのため転職した後は、とても苦労しました。

2社目にもかかわらず、メール対応も電話対応も名刺の受け渡しもできず、上司になんども怒られました。

「マジでお前やべぇぞ!」なんて怒鳴られることも。

同期とのつながりがなくなった

当たり前のように新卒一斉入社を経験しているとわかりにくいですが、新卒の同期はかなりレアな存在です。

歳が同じ、もしくは近く、同じ年の同じ月に、同じ状態で入社した仲間です。

全員が経験ゼロの状態からスタートするので、特殊な一体感や仲間意識があります。

この歳の近い同期は、新卒で入社した人だけに与えられるかけがえのない仲間です。

私は、半年で会社を辞めてしまったので同期とそれほど仲が深まることはありませんでした。

会社を辞めて5年が経った今では、まったく連絡を取っていません。

それでも新卒の同期とはかなり特殊で、下手したら大学の友人より親密になる可能性がある存在であるのではないかと思います。

実際、私が辞めた後、残った同期の話を聞いているとかなり絆が深まっているように見えました。

一生ものの仲間といえるぐらいになっているのではないでしょうか。

転職すると同期はいない

転職すると、そんなかけがえのない仲間をもつことはできません。

そもそも中途入社は自分だけで、同期が存在しない場合もあります。

同期がいたとしても歳が離れていることもありますし、配属部署が違えば会話をすることもありません。

もちろん先輩や後輩と仲良くなることもあります。

一緒に飲み入ったり、ランチをしたり、プライベートで交流したりすることもあります。

それでもやはり、新卒同期にあるような一体感や仲間感みたいなものは存在しません。

そんな同期を失ったのは若干の後悔でもあります。

もちろん今どき、一生同じ会社で働き続ける人なんて少数です。

しかしもう少し同期と仲を深めてから辞めてもよかったのかなと、今では思います。

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