【採用の裏側】なぜ第二新卒の募集を行うのか? 第二新卒の募集を行う企業の事情について

転職活動

求人サイトを見えると「第二新卒歓迎」と記載する企業をたくさんみかけます。

社会人経験が浅いような第二新卒を歓迎するような企業はいったいどんな企業なのか?

人をこき使うブラック企業なのではないか? 

このような疑問を持っている方もいると思います。

そこでここでは、第二新卒を募集する企業の採用事情について、

つまり、「なぜスキルや経験もない第二新卒を、わざわざ募集するのか?」、そんな採用の裏側について解説します。

目次

なぜ第二新卒を募集するのか? 第二新卒を募集する3つのケース

第二新卒の募集を行う企業は、以下のいずれかです。

  1. 新卒採用を行っていないが、若手を採用したい企業
  2. 離職率が高く、若手を採用しないと人材が足りない企業
  3. 完全歩合制の外資系金融の営業職

それでは具体的に解説していきます。

1:新卒採用を行っていない、若手を採用したい企業

このタイプの場合は、普通のホワイト企業です。狙うならこのタイプの企業がおすすめです。

新卒採用は制約が多い

業績が右肩上がりで若手を採用したい場合、新卒採用をしてしまうと、採用時期や入社時期が限定されたり、採用コストが高くついたりしてしまいます。

たとえば新卒採用の場合、入社時期は4月なります。また就活解禁まで採用活動をしてはいけない、というルールも。

また新卒採用をする場合、マイナビやリクナビといった大手のサイトに求人を掲載しないと、応募者を集めることができません。

しかし、大手の求人サイトは、求人掲載費もそれだけ高くなります。

業績が右肩上がりだからといって、数人の若手を採用するためだけに、高い求人掲載費を払うのは合理的ではありません。

中途採用なら効率的に若手を採用できる

一方で、中途であれば採用活動に制限はありません。

応募者との都合が合えば、内定から数日で入社してもらうことも可能です。4月を待つ必要はありません。

また中途であれば、成果報酬型の転職エージェントも豊富です。無駄な求人を掲載費を使わず、効率的に欲しい人材を採用できます。

だからこそ、「第二新卒歓迎」とし、スキルも経験もない第二新卒をわざわざ募集するのです。

新卒を大量に採用する企業は、中途採用に消極的

新卒一括採用を行う企業は、中途採用には消極的です。

つまり、第二新卒の採用に積極的ではない場合があるのです。

たとえば大手商社や大手銀行のような、新卒を千人規模で採用する企業は、転職サイトではまずみかけません。

このような新卒採用しか行わないような企業が途中で人を採用するときは、エグゼクティブクラス、プロフェッショナルの採用、もしくは事務職員を派遣やパートで採用するかです。

第二新卒での募集を行うことは基本的にありません。

第二新卒の方で、大手商社、大手銀行を狙っているならあきらめた方がいいでしょう。

そもそも大手商社や大手銀行にこだわる理由などありません。あなたが活躍できる企業は他にもたくさんあります。

2:離職率が高く、若手を採用しないと人を補えない企業

「離職率が高く、スキルや経験がなくてもいいからとにかく人を採用したい」

第二新卒を募集するのはこれが理由である場合もあります。

たとえば、飲食業界やスマートフォン販売などのサービス業、不動産営業などは、第二新卒を大量に募集する企業がたくさんあります。

しかし、これらの業種、職種は離職率が高い傾向にあります。

もちろんすべてがブラック企業というわけではりませんが、休みが不定期だったり、サービス残業が常態化していたりする場合も。

このような企業は、労働環境が厳しい可能性が高いので、できれば避けるべきです。

ではどうすれば、離職率が高い企業を見抜けるのか? 具体的に方法については以下のページで紹介しているので、参考にしていただければと思います。

3:完全歩合制の外資系金融の営業職

外資系保険会社の営業職は、とても研修が充実しており、営業の仕方あら資格の取得まで支援してくれます。

スキルや経験、学齢もないような第二新卒でも採用すること可能であり、ゆえに第二新卒を募集しているというケースです。

某外資系生命保険会社の営業職では、高卒でも採用してもらえることも。

外資系保険会社の営業職は、ブラックな職場ということは一切なく、とても働きやすい環境である場合がほとんどです。

ただし、給料が完全歩合制です。

給料が完全歩合制であることも

完全歩合制とは、営業成績だけで給与額を決める制度です。

営業成績よければ、年齢、役職に関係なく、高給を稼ぐことができます。年収1000万以上も。

ただし、成績が悪ければ生活できないほどの給料に。成績が上がらずに辞めていく人も多々いる業界です。

また、残業や休日出勤などの概念は基本的にありません。

顧客を取れないなら顧客を取れるまで働く。逆に、充分なお客さんがいるなら働かなくてもいいという場合も。

とても自由度の高い働き方ではありますが、とても不安定な仕事でもあります。

第二新卒歓迎の優良企業を探す簡単な方法とは?

では、どうすれば第二新卒を募集している優良企業をみつけることができるのか?

もっとも簡単なのは、優良企業だけを厳選して紹介してくれる、第二新卒専門の転職エージェントを使うことです。

優良企業だけを厳選して紹介してくれる、第二新卒専門の転職エージェントを使う

第二新卒専門の転職エージェントのなかには独自に調査し、ブラック企業だと判断できる企業は事前に除外。

エージェントがホワイトだと判断した企業だけを紹介してくれるエージェントがあります。

それが以下の3つです。

第二新卒AGENTneo
第二新卒専門の転職エージェント。

「若手を育成する環境が整っている」「離職率が低いなど」「若手を育てる環境がない」などの企業は除外。若手が働きやすい優良企業だけを紹介してくれます。

UZUZ
第二専門の転職エージェント。

離職率、労働時間、社会保険の有無、雇用形態などで厳しい基準を設けるとともに、ウズキャリ経由で入社した方からのフィードバックによりブラック企業を判定。

安心して働ける優良企業だけを紹介してもらえます。

JAIC
フリーターや第二新卒など20代の若手を対象にした転職エージェントです。

厳しい基準を設け、ブラック企業を徹底的に除外。安心して働ける企業だけを紹介してくれます。JAICから就職した人の定着率は94%もあり、いかに優良企業を厳選しているかがわかります。

その他の以下のページでも第二新卒向け転職サービスを紹介しています。

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